HAARP(ハープ)で自然災害は人工的に起こせるのか?

陰謀論

 

大きな地震や台風が起きるたびに「あれは人工的に起こされたのでは?」という声がネットに出てきます。その中心にあるのが「HAARP(ハープ)」です。

HAARPとは、1990年代にアメリカのアラスカで始まった研究です。空の高いところにある「電離層」に電波を当てて通信技術に役立てる目的とされていますが、巨大な施設と予算から「本当は軍事目的では?」という疑いが広がりました。

陰謀論では、HAARPで台風を発生させたり地震を起こしたりできると言われています。大きな災害が起きるたびに「タイミングが不自然だ」という声も上がります。

一方、科学者たちは否定しています。電離層への影響はごく狭い範囲で、地震や台風を起こすには自然のエネルギーと桁違いに小さいからです。HAARPは2014年に軍からアラスカ大学に移され、今は研究者に公開されています。

では、なぜこうした話が広がるのでしょうか。大きな災害に直面すると、人は「誰かが意図的にやったのでは」と考えて恐怖を整理しようとします。軍の秘密実験への不信感や、SNSでの拡散も後押ししています。

大切なのは、どんな情報も一度立ち止まって考えることです。信じるにも疑うにも、自分の頭で判断する力が必要です。

ただ、全てを否定してくる時点で、やっぱり何かあるなとは、個人的には思っています。